つむぎプロジェクトin京都2017
~被災地と京都を繋ぐ親子交流会&相談会~
8/19~24、5泊6日のつむぎプロジェクト、無事に終了いたしました!
震災による影響でつまづきや様々な不安を抱えた子どもとその保護者を対象に、交流会や健康相談会などを重ねて企画、ご家族でゆっくりできる時間も作りました。
福島、栃木、宮城から6家族20名の親子が参加し、避難した家族や京都の皆さんとの交流を深めました。
公募したところ申し込みが殺到し、一日もたたないうちに募集を締め切りました。それだけ、ニーズがあると実感。ネットから引き上げてもまだ申し込みがありました。
20日は健康相談会で子どもたちの状況を相談したあと、ランチ交流会を企画し、避難したお母さんたちと話したり、子どもたちは縁日を楽しんだりして、ゆったりした時間を過ごし、気持ちも打ち解けました。
21日、23日は自由行動、21日の夜は帰宅したらアザレア食堂のお弁当が、お腹を満たしてくれました。
22日は近江舞子でバーベキュー&湖水浴、日頃から寄り添って下さっているお肉の「やまむらや」さんからまたお肉や飲み物一式ご支援いただき、お肉を食べる前後は琵琶湖に泳ぎにいき、夏を感じながら過ごしました。帰りは道の駅米プラザでゆっくりお土産を見ながら帰路につきました。
23日の夜は最後の晩餐、貸切りのキッチンNagomiでダックさんの手料理を堪能しながら、いっぱいいっぱい話しました。
被災地にいながら、お母さんたちはとても必死で、子どもたちを守る努力を惜しまず続けていることを、参加した皆さんに改めて教えてもらった時間でした。
あの頃の話を鮮明に覚えていて話してくれるお母さん。
言葉にしたり泣き顔を子どもたちに見せたり聞かれたりしたら不安になっちゃうんじゃないかと心配するお母さん。
避難した人としてない人とは考え方が違うと聞いていて不安だったお母さん。
言葉にしようとしたら涙が溢れて止まらなくて話せなくなってしまったお母さん。
直に話を、声を、目を見て話したら、避難した者も留まる者も、こんなにおんなじ感覚持ってるじゃん!と実感しました。
なんで今までもっと交流してこなかったんだろう…。
しらないうちになんとなく「感覚が違うんだろうな」と決めつけて距離を置いてしまっていたのかもしれません。
参加した避難者やスタッフも一人一人気付きがあったのではと思います。
この活動が継続できるようまた頑張りたいと思います。
ご協力下さった皆様、本当にありがとうございました!