2021年は昨年同様コロナの影響で集まる企画がほとんどできなかった中、小さくても定期的な交流ができたらと、慰安婦の問題をテーマにした一人芝居の鑑賞会や、つむぎマーケットを企画し、仕事が減った方へのバックアップや、遠方の避難者も参加できるようzoomワークショップなども開催しました。生活に困っている避難者へは生活支援を行いました。また、福島に帰省した方からは福島の様子を「2021福島帰省における報告」にまとめています。


2021.10.2(土)避難者交流(劇団石(トル)「キャラメル」京都公演2021)

 

場所:京都市北文化会館ホール

 

慰安婦問題について興味がある避難者で鑑賞。とても考えさせられるお芝居ではありながら、きむきがんさんという方の一人芝居は、一人で何人もの役柄をこなし、まるで何人も俳優さんがいるかのように、皆くぎ付けになっていた。避難者も自分たちの経験を伝える機会はあるが、舞台の上で自分たちの体験を表す大変さが伝わった。避難者の交流で、なかなかこのような機会がなかったので新鮮だった。

 


2021.12.19(土)京都博覧会

 

場所:岡崎公園

 

コロナでお店の休業が続いたため、いろんな場所で出店したい方へ会場費などの支援を行う。12月に岡崎公園で開催している京都博覧会にて出店。福島と岩手の物産や郷土料理、人気の焼きおにぎりやひっつみ汁なども販売した。


つむぎマーケット(12月23日、1月23日、2月20日※zoomワークショップ有、3月27日・計4回)

 

場所:キッチンNagomi

 

クリスマスに開催し好評だったので毎月一回、友引の日に開催。ここにしかない雑貨やお弁当、郷土の名産品やおにぎりなど販売した。2月20日にはマーケット内でzoomワークショップを開催、手作りのクラフト雑貨を自分でも作ってみようと企画。福島にいる家族や京都でも遠方で参加できない避難者家族、こどもたちも参加し、楽しい時間を過ごした。マーケットやワークショップは来年度も企画予定。